酒と泪と男と女(タイトルに全く意味なし)


私の父方の親戚には酒飲みが多かった。
子供の頃、正月に親族で集まると、一升瓶を抱えたようなおっちゃんが何人もいた。

そして、私の祖父というのがちょっと変わった人で、
「将来お酒が飲めないと困ることが多い。特に女の子は酔いつぶされて、
 男に騙されでもしたら大変だ」
などと言って小学生の孫にもお酒を勧めていたのである。
(そんな、じっちゃんは元小学校の校長先生だった。
まさか生徒にお酒は勧めていないだろうが・・・)

その頃の修行(?)が功を奏したのか、私はそこそこ飲めるようにはなった。
(別に大酒のみじゃないっすよ)

人は何故、お酒を飲むのだろう?
勿論、「おいしい」ということもあるだろうが、
ちょっと酔っ払っていい気分になりたい、憂さをはらしたい。。
という部分が大きいように思う。

でも、私が気持ちよい酩酊感を味わおうと思ったら、
結構な量を飲まなくてはならない。
(勿論、アルコール度数強いのをガンガン飲んだら、すぐに酔っ払うと思うけど
 そんなんしたら悪酔いしてしまう・・・ 
 私の体験上、日本酒と甘〜いカクテルも相性が悪い)

私は、別にお酒が嫌いなわけではないが、それ程好きなわけでもない。
明らかに、食べる方が好きである。
食べる方でお腹を一杯にしてしまうので、あまり大量には飲めないのである。

飲んでも、たいして顔にも出ず、平然としていることが多いので
「お酒が強くていいね〜」などと言われたりする。

でも、本当は1、2杯飲んで、ちょっとほろ酔い気分になれる人の方がいいんじゃないかな!?
と思ったりする。
(女の子やったら1杯飲んで、顔がちょっと赤らんだりするぐらいの方が可愛いやんね〜。
 断る口実にもなるしさ)

あっ、それからお酒に弱い体質の人に、無理やり強要するのは、やめましょうね!
下手したら、命に関わっちゃうからさ・・・
(イッキも良くないよ〜!)






(2002.6.19)


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