■にほんのうた 京都公演(2006.7.29)


ゆずっこ歴6年目にして、自分にとって初めての地元(京都)ライブ。
カバー曲もやるということで「これはもう、絶対に参加したい!」と
普段は行動力ナッシング、自称ぬるいゆずっこ(え?)な私が
珍しく積極的に行動を起こしました。
先行では友達から親戚、果ては姉ちゃんの彼氏まで巻き込んで
確か12件ぐらいエントリーしたんだっけ… 
でも全て落選(しょぼぼん)
一般発売の日には朝5時半起きで「ぴあ」に走ったりもしたよなぁ…(遠い目)
未練がましく前日ギリギリまでチケット掲示板もチェックしてたしね。

まぁ、でもダメな時はダメなんだよ。
自分でも会場内に入るのは無理だろうなぁ…
というのは、先行で外れた時点でわかってたし
チケットなくても醍醐寺には絶対行く!っていうのも決めてたし。

という訳で、これはスマイルコンサートに参加できなかった全ての同志(笑)に捧げる
声はすれども姿は見えず。音声(と妄想)のみのレポートもどきです。


■私のライブ会場(笑)



事前に下見に行っといて良かった。
(ご協力いただいた、さよたん、どうもありがとーvv)
実際、現地に行ってみて「これは絶対、音漏れする!」って思ったけど
お寺の敷地内は警備員に追い出されるだろうなぁ…という予感もあったので
予め、敷地外での音漏れポイントを探っておきました。
醍醐寺近くの鬱蒼とした一般道で、勿論、公共の道路を陣取ってしまったら
迷惑なのはわかってるけど、いざとなったら道沿いの山の中に入ってしまうのもアリか!と思ってw

ちなみに当日は倒木のせいで、その先の道が通行止めになっていて
却って、それは良かったのかな。
道路脇にシートを敷き「私たちはコンサートじゃなくてピクニックだもんね!」
ゆずの歌声を肴に酒(ドラフトワンの夏色缶)まで飲んでしまった、じゅんこであった…
虫除け対策には、おでかけべープとアロマの虫除けスプレーを持ってったけど
これは、かなりの大活躍。
皆様も夏の野外活動には、ぜひぜひお忘れなきよう(笑)
きっと道沿いの民家の方にはご迷惑をかけてしまったと思います。
でも黙認してくださって、本当にありがとうございましたm(__)m

■セットリスト
1.手紙
2.贈る詩
3.からっぽ
4.幸せなら手をたたこう
5.森のくまさん
6.たんぽぽ
7.翼をください
8.シュビドゥバー
(四季メドレー)
インスト:夏の思い出
9.夏祭り
10.月影
11.赤とんぼ
12.地下街
13.雪やこんこ
14.いつか
インスト:桜
15.サヨナラバス
16.雨ふり
17.街灯
18.またあえる日まで

19.栄光の架橋
20.時代
21.夏色
22.スマイル

(アンコール)
23.センチメンタル
24.見上げてごらん、夜の星を

■ラジオ体操
寺でも、やはりラジオ体操は健在。
うちらの近くにいた若いお姉ちゃん達(学生風)も一緒に体操してたですよ(笑)

■オープニング
何やってたのかわかりません(笑)
「なんか太鼓の音がする…?」とか言ってたんだけど
後から聞いた話では太鼓はなかったらしい。空耳??
でも「こんにちはー!」「最後まで楽しんで行ってね!」
とかいう、ゆずマンの声はやたら鮮明に聞こえた。
…ゆずのMCは何言ってるのか、ほとんどわからなかったのに(笑)
多分、ももちゃんもいたっぽい。
ていうか、「スマイルコンサート」って、やっぱりお子ちゃま向けだったのね。
結構、この時間が長くて、ゆずの登場は5時20分過ぎぐらいでした。

■手紙
「ちゃんと何歌ってるか聴こえるよ!!」という時点で、まず感動(笑)
しかし、ここで民家から出てきた車が狭い道を引き返すことになったのに
不法駐車の車(恐らく、ゆずっこの仕業;)が邪魔になって、なかなか通れず…
「この車動かしてくださーい!」と、ちょっとした騒ぎになって曲を聴くどころじゃなくなった。
結局、車の持ち主はすぐに現れず(どこか奥の方に移動してたのかな)
立ち往生していた車は、なんとかギリギリ通り抜けていったみたいなんですけども。
「こんなところで、ゆずの印象が悪くなったらどうしよう!?」
って、すごいドキドキしました。
やっぱり、人様の迷惑になるような事はいけないね。
騒動が一段落してホッとした時、丁度「手紙」が終わりかけてるところで
「よっしゃ、まだ手紙やってるで。悠仁、ナイス引き伸ばし!」とか叫んだ人もいるらしい(笑)

■贈る詩
「今日、この京都醍醐寺に集まってくれた みんな〜の心へこの詩が〜」
と歌う北川さん。
えっと、私たちも一応、醍醐寺に集まったみんなの中に入っていいですか?(笑)

■からっぽ
今まで何度もライブで聴いた事のある曲だけど
私の中では過去最高に良かったかもしれない。
虫の声、鳥のさえずり、木々のざわめき、風、そして雨上がりの濃い緑の香り。
そんな自然の要素とゆず二人の声が溶け合うような、五感をゆさぶられる感覚でした。
後奏のハープも鳥肌モンで良かった。ウッカリ泣けた。

■幸せなら手をたたこう
しかし、その「からっぽ」の余韻に浸る間もなく、
次の瞬間には「悠仁、可愛い〜!!」とか叫んでいたじゅんこさん(笑)
この曲は北川さんメイン。
保育園でお子ちゃまにも歌ってる身近な歌なのが嬉しい。

♪しあわせなら肩たったこっ↑
弾むように語尾が上がる所が何だか北川さん風。

「それでは続きまして〜、幸せならほっぺを叩きましょう。
 いいですか〜?ワン、ツー!ワン、ツー、スリー!」
「すばらしい!!」

悠仁お兄さんの奮闘する姿が目に浮かぶようです(笑)
きっと目じりにいっぱいシワ寄せて、飛びっきりのスマイルなんだろうなぁ…(妄想中)
岩沢さんのハープも、とっても楽しげ。

かと思えば、今度はいきなり短調になって
♪ふしあわせなら手を合わせよ〜(どよ〜ん)
…寺でそんなんいいのか?(笑)
ま、人は不幸せな時ほど、神仏に手を合わせたくなるものかもしれませぬが(合掌)

最後は明るく「幸せなら、みんなで20回手をたたこ せーの!」で締めでした。
私の席では「ホーホケキョ」のウグイスさんが締めを飾ってましたけど(笑)
気分はまさに森林浴w

■森のくまさん
追いかけっこの部分は北川さんが先で続いて岩沢さん。
そしてサビは岩沢さんメイン。
2〜3番辺りで、追いかけっこの岩沢さんがなんか変なこと(?)を歌ってたっぽい(曖昧)

ていうか!
「今、厚治が“くまさん”て言った!」
「スタコラサッサッサーのーサーやで〜!」
「かわいい〜!!!」と悶えるのに忙しかったんですが(笑)
隣にいた、ゆずなんは「あの子、今、イヤリングって言ったよ。イヤリングだって。イヤリング!」
と、やたらイヤリングを連呼。
ななさんに「シーッ」と注意されるほどテンション上げて、どうもスミマセンでした。
(隣にいたお姉ちゃんがチラチラ見てたらしい…)
北川さんが可愛くても当たり前だけど(笑)岩沢さんが可愛いことすると
意外性というか、より一層キュンとするような気がします。
ちなみに、私の脳内映像の岩沢さんは明らかに今よりも若く
前髪はベストの長さで顎もバッチリありました(笑)かわえぇ〜vv
(ゆずなんの脳内映像にはドーム厚治が映っていたらしい)
や、別に今の岩沢さんを否定してる訳ではないですよ。
どんなに丸くなろうが、前髪パッツンだろうが、私は岩沢君が大好きさ!
ただ姿が見えない分、心の目で見ているので
自分の理想の岩沢厚治像が眼裏に浮かんだだけです(笑)

■たんぽぽ
これ、私は何の曲か全然わからなかったんですけど。
ゆずゴロちゃん(偶然会えてビックリ&嬉しかった〜v)が「たんぽぽ?」って教えてくれました。
北川さんも「この曲は知らない人も多いと思いますが…」みたいに曲紹介してたらしい。
なんか歌詞がいいなぁと思ったので、家に帰ってから検索してみたら
こんなんでした→ http://bunbun.boo.jp/okera/tato/tannpopo02.htm
MIDIが流れるので、お仕事中の方は注意してね(笑)

■翼をください
これは前にもカバーしてましたね(CD持ってる)
でも、ここで聴いたアレンジの方がナチュラルな感じで私は好き。
この曲はAメロ岩沢さん、Bメロ北川さん。
サビのメイン岩沢さん。
ふたりとも絶好調に良い声でした。

■シュビドゥバー
この曲がまた、夕暮れ時の空気に合っていて、とても良い雰囲気でした。



「今、絶対、足上げてたよねっ!」
「甚平、着てんのかなぁ…」と、またもや妄想炸裂中(笑)
(この日の二人は甚平ではなく、Tシャツの上に羽織もの+ジーパンではないお洒落パンツ(?)で
 爽やか好青年風だったそうです)


と、ここで「みんなー!たのしんでますか〜!?」
あっ、また、ゆずマンが出てきやがった!(コレコレ)
これは、日本の四季メドレーの前フリだった模様。

■夏の思い出
イントロが流れて、てっきり歌うのかと思ったら
インストで終了。

■夏祭り
コンサート前に「夏祭りと月影と白鳥はやって欲しい」って言ってたので
キターッ!って感じでした。
この曲、大好き。かわい過ぎる(北川さんの感性が)

■月影
メドレー故に1番だけだったのが、ちょっと寂しかったけど。
「にほんのうた」ってテーマで醍醐寺でやると聞いた時から
絶対、月影!ってイメージがありました。
生ストリングス、いいなぁ〜。

■赤とんぼ
1番北川さん、2番が岩沢さん。
ピアノ伴奏の印象が強いんですが、ギターも入ってたのかな?
これも聴いてみたかった1曲です。
すごい優しくて心地良かった。

■地下街
一瞬、なんでここで地下街!?
とか思ったけど、これも秋の歌なのか(笑)
♪10月晴れた午後〜 やもんね。

ここでも、ゆずマンとももちゃんのコント(違)が入ってました。
「次は冬だね」とか言ってたんですかね(限りなくいい加減な憶測)

■雪やこんこ
やたらポップいアレンジで可愛い。
ピュ〜ッ!って高い笛の音が入ってて、
これは前回のスマコンでも
北川さんが吹いてたのが再登場かな?
メイン北川さんだけど♪ネコはこたつでまるくなる〜
だけ岩沢さんが入ってくるのもツボ(笑)

■いつか
バックに小鳥のさえずりが響き渡る「いつか」は初めて。貴重なテイク(笑)

■さくら
インストのみ。にほんのうた!

■サヨナラバス
またキターっ!って感じ。
これは聴きたかったというよりも、北川さん、この歌よっぽど好きなんだなぁとか思って(笑)

雨ふり
岩沢さんメイン。
♪ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
の余りの可愛さにやられました(笑)
「うわー!うわー!!」とか叫びまくった(またまた迷惑でスミマセン)

■街灯
生ピアニカー!(好きっvv)
1曲目の手紙の時にもやってるけど、その時はゆっくり聴ける余裕がなかったので。
これは振りがすごく可愛い(ハズ)なので目の前に生映像が欲しかった…

■またあえる日まで
「いくよ〜!」っていう悠仁お兄さんの声がやたら印象に残ってるんですけど(笑)
CDよりも絶対ライブで聴きたい曲なので嬉しい。
きっとお花ちゃんギターなんだろうな。

栄光の架橋
久々に聴いたシングルバージョンがなんだか新鮮。
悠仁アレンジの ♪空へ〜 は入ったけど(笑)
オーケストラ伴奏が荘厳で、それに負けないぐらい二人の声も深かった。

■時代
沁みました。
やっぱり、みゆきの曲はいいねー。ドラマチック。
私自身は子どもの頃、薬師丸ひろ子が歌ってたバージョンが大好きで
歌詞カードなしでも最後まで歌える自信あります(笑)

Aメロ北川さん、Bメロ岩沢さん、サビは北川さんメイン。
伴奏はギター&ピアノかな。
これは映像化が無理ならCDでもいいや。
とにかく後世に残して欲しい。
カバー曲の中では、私はこれが1番でした。
ゆずが歌う中島みゆきの世界、ホント贅沢だ。

■夏色
「ソレ!ソレ!」なしは久しぶり。
遠くから聞こえる客席の歓声レベルが一際高かった(笑)
やっぱ盛り上がってんなー!
2番の掛け声、北川さんの声は聞こえなかったけど、
岩沢さんの声はやたらはっきり「ゆうちゃん!」って聞えました。
「ゆうちゃんだって〜w」「普段は絶対、そんな風に呼んでないくせに(笑)」
「一応、ちびっこ達を意識してんのかな?」
と、これだけでも話題騒然(笑)

「もういっかい!」は2回。
寺でも「もいっちょイク〜!?」言うんだね(笑)
2回目には、サビの途中で、ものっそい高音な「ヘイ!」
超ご機嫌な岩沢さんの声が。
「…今、ヘイって言ったよね?」
思わず、隣のゆずなんに確認しました(笑)
お父さんが楽しそうなのは良いことだw

■スマイル
本編ラスト。
バックが、かなり豪華っぽかった。
ここでも、北川さんの「いくよ〜!」でスマイル締め。
悠仁お兄さん、頑張ってるなー(笑)
ちびっこ達も、きっと北川さんの笑顔にメロメロでしょう。

■センチメンタル
この曲もライブの定番ですね。
あんまりアンコールっぽくないけど、夏の曲だから季節的には合ってるのか。
多分、ここでも北川さんは「いくよっ!」って言ってるハズです。
この言い方が可愛くて私のツボだったらしいんですが。
あんまり覚えてないけどメモに書いてある(笑)
間奏では北川さんが「みんな、ありがとな〜!」と叫んでました。

「これで最後の曲になります」のタイミングで、
何故かいきなり周辺の鳥が騒ぎ出し、カラスまで鳴き始めて
「鳥にまでエー!って言われてるよ」とか言ってました(笑)

■見上げてごらん、夜の星を
曲前に北川さんが色々話してたみたいですが、内容までは聞き取れず。
ここは会場内にいた方のレポを読んでくださいw
メインボーカルは北川さんで、これもすごく合ってたと思います。
が、我が会場では車トラブル再び
通行止めを知らなかったっぽい車が道路に入ってきて、でも、とにかく狭い道なので
なかなかUターンできずに立ち往生。
じっくり堪能できなかったのが残念でした;

多分、最後のご挨拶MCとかメンバー紹介とか色々あって
(お馴染みのスタドからはバンマスのみ参加)
ゆずマンの「またあおうねー!」でコンサート終了。
そして、最後の最後。
ふたりの生声の「ありがとうございました〜!」が自分達のところまで届いたのに感激でした。


■最後に
チケット持って並んでる人達を見た時は「いいなぁ〜」って羨ましくて
一瞬テンション下がったけど、音漏れ隊、行って本当に良かったです。
自分でも、こんなに楽しくて幸せ気分になれるとは思わなかった。
どんな曲やるのか全然わからないし、カバーもあるし
次へのドキドキ感がすごくて、イントロクイズ気分(笑)

チケット代を払って会場内に入った場合、やっぱり遠かったり見えなかったりしたら
イライラしたり、もっと前に行きたい!って思っちゃうんですよね。
でも、今回は最初から姿は見えないのが当たり前。
むしろ、自分の脳内映像で十分に楽しめましたから(笑)

こんなに純粋に歌に集中できたライブも初めてかもしれない。
見えると、どうしても、そちらに意識がいってしまうので。
やっぱり、ゆずは最初に「歌ありき」なんだと改めて感じさせてくれました。
チケットもないのに会場まで行って、端から見ればホンマ、イタイ子だと思うけど
(自分でもそう思うけど)
ライブ後に会ったうっちー(ライブ参戦組)から
悠仁が「外も聴こえるかー!?」って言ってくれていたと聞きました。
残念ながら、その声は私たちの所までは届かなかったけど
気持ちだけは、めちゃくちゃ有難く受け取ったよー!
…ていうか、音漏れ隊がいるのは先刻承知だったのね。

もう、ホントにさ、行きたくても行けなかった人が本当に多いライブだったんだから!
私なんて音漏れでも、ふたりの歌声を聴けただけでもラッキーな方だったんだよ。
スマイルコンサートなんだから、やっぱり、最後はみんなでスマイルになりたいよ。
どうか、どうか、参加できなかったみんなにも、このコンサートを、
ゆずが歌う「にほんのうた」を届けてください。
ノーカットでの映像化、切にお願いします。





(2006.7.31)


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