■新春歌絵巻(2005.1.30)


チキンジョージ新春歌絵巻に行って参りました。
「ザ・ハリケーン」ライブのゲストが我等がリーダー北川悠仁さんという事でして。
ライブ会場は、ちょっと申し訳ないぐらいゆずっこ率が高そうな雰囲気でした。
ええ、勿論私もその中の1人なんですが…

一応、ハリケーンについても予習して行こうと思ってたんですけど、
ネットで検索してみたら同名の映画についての情報ばかりで(笑)

どうやら、まだハリケーン名義で出ているCDなどはなかった模様。
(去年、結成されたばかりなのでね)

私が最初にこのライブの情報を知った時は「悠仁、ミッキーのバンドにゲストで出るんや〜」
という認識だったけど、バンドの中心であるフロントマンは三宅伸治さん。
私は今まで全然知らなかったけど忌野清志郎さんと繋がりのある方だったようです。

ゆずっこお馴染みのミッキーはメンバー紹介時に
自ら「伊藤ミキオ、ミッキーFROM熊本、またの名を風見慎之介
と客層を意識した上でのサービス発言。
いい人だ(笑)

前半はハリケーンオンリーのステージ。
三宅さん、細っこいのにパワフルでいい声の持ち主でした。
でも、ブルースの時には居眠りしかけてゴメンなさいね(笑)
私にブルージーはちょっと大人過ぎた…
三宅さんご本人は「今年はブルースとロックンロールを合わせた『BLUESN'ROLL』が流行る!」
と予言していましたが。

ライブ中盤「紅白2年連続出場、ゆずリーダー、北川悠仁!」
うわっ、その紹介の仕方、ちょっと恥ずかしいよ…! と思う間もなく
BGMに乗ってキンキラガウンにちょんまげヅラをお召しになった北川悠仁さん登場。

…こ、これはマツケンサンバや!!!

曲はマツケンの歌をそのまま流して口パクだったけど、
リズムに乗って胡散臭い笑顔を貼り付けたままノリノリで踊る北川さん。
振り付けも完璧ですか!?(楽屋でずっと練習してたらしい)
紅白ではやらなかったけど、本当はやっぱり踊りたかったんだね…
っていうか、腰元ダンサーズの方じゃなくてマツケン本人になりたかったんだね!(笑)
ちなみに腰元ダンサーズ2人のうち1人は山岸君でした。

まさか28歳初悠仁がマツケンだとは思いもよらなかったけど(笑)
でも、ホンマ笑わせて頂きましたっ!
貴方のその力一杯アホをやれる所が大好きvv
観客を楽しませようとする、その心意気がステキじゃないですか。

ヅラを客席に投げ、キンキラガウンを脱いだ下は黒ジャケットに白Tにジーパン。
髪型はヘナパを通り越してチリチリパーマになってました。
あ、頭デカッ!(笑)
毛量はストレート時の1.5倍相当かと思われます(じゅんこ調べ)
しかも、ヅラをかぶってたせいで微妙に変な型が付いている…
それでもやっぱり可愛かったわ!28歳悠仁vv




■命果てるまで

ゆず曲をやるとしたら、ライブハウスっぽくて
悠仁1人メインボーカルのこの辺りかな?とこっそり予想はしてたけど
もうー!これがめちゃくちゃカッコ良かった!オトコマエ!!
ギターを持たずにマイクを握り締めるように歌っていたのが、
普通にロックバンドのボーカリストのようでした。
ゆずではないスタイルだけど、これもまたハマってましたよ。
1曲目なのに既に汗がキラキラ飛び散ってて
相変わらずの新陳代謝の良さですな。

北川「三宅さんから僕の携帯に直接電話がかかってきて、一緒にやらないかと誘われまして…」
三宅「実は僕と北川君は3日前の同じ日に違う美容院でパーマをかけたんですよ(笑)」という話の後
映画「サヨナラCOLOR」について。

竹中直人さん主演の映画で、病院の患者役に色々なミュージシャンが出演しているそうで
三宅さんと北川さんも共演しているらしい。

三「っていっても3秒ぐらいなんだけど(笑)
  北川君は口笛とか吹いてちゃんと目立ってますよ。
  僕は車椅子の役」

北「車椅子!?」

手で車椅子の車輪の真似(?)をしながら揚げ足取りな北川さん(笑)

「悠仁はー?」の客席の声に

北「おばあちゃんの車椅子を押す… 車椅子の役です(笑)」

おばあちゃん子の北川さんにピッタリの配役w


北「そのテーマ曲がすごく良い曲なので、ここでやりたいと思います」


■サヨナラCOLOR

北川さんがアコギを弾きながらソロでボーカル。
初めて聴いたけど、ギュッと胸に染み入るような名曲でした。
家に帰ってから歌詞検索して楽曲をダウンロード購入。
これを悠仁の声で聴けるなんてすごい貴重な機会だったんだな…
多分、もう二度とは聴けないだろうけどさ;;

どうでもいいけど、ギターを手渡したスタッフはなぜかマツケンの衣装のまま。
その後、ライブが終わるまでずっと…
歌っている後ろをその姿が通り過ぎると、正直ちょっと気分が萎えた(笑)


■悲しみをぶっとばせ

「今日の為に新曲を用意してきましたー!」
という訳で北川さん、三宅さんの共作になっております。
三宅さんが北川さんちにお宅訪問して作られたそうな。

北「それで、うちに来る前にね、中華街に行ったんですけど
  そこで三宅さんが紹興酒を大変たくさんお飲みになられまして…(笑)
  『もういい』っていうのを何とか動いて頂きまして…(笑)」

北川さんはゆず以外の場所でも酔っ払いの世話をする星回りに生まれてきたようです。
いや、でもこれ、すごいカッコいい曲でした。
とても酔っ払いが作ったとは思えない(笑)

1回聴いたきりじゃ、じゅんこさんのスッカスカの記憶力ではメロディーの欠片すら思い出せませんが;;
サビの歌詞は

「真夜中をこえて悲しみをぶっとばせ
 ひとりぼっちの君を迎えに行くから」

みたいな感じだった…(多分)

曲調はまさにロケンロール!!な感じで、この辺りはゆずにはない香りかな。
これが1回きりでお蔵入りなんて、絶対に勿体無いよー!
また機会があれば、どこかで歌ってくれればいいのにな。
ワンフレーズだけ北川さんがアカペラになる所があって、それがめちゃくちゃ胸キュン(死語)でした。


■三宅さんの曲

タイトルわからん(笑)
新年早々、1月2日に三宅さんが作られた新曲だそうです。

北「三宅さん、いい方なんですよ。
  MDと手書きの歌詞をわざわざ僕の実家まで郵送してくれまして」

確かにライブ中も終始にこやかで、それでいて熱くてホントに良い人っぽかった。

三「一緒に歌ってくれます。 いい人です(笑)」

はい、うちの悠仁君はとっても良い子ですよ(笑)

これは「僕は僕が思うほど弱くないんだよ」って歌だった…(ような気がする)

この曲に限らず、北川さんが上でハモってて、これがまた新鮮。
ゆず曲では最近ないですよね。
「出口」の上ハモリとかすごい好きなんだけどな。


■嗚呼、青春の日々

聴きなれたイントロに「おぉ〜!」と気分が高揚しつつも
ハープの音がないのは、やっぱりちょっと寂しかった…(笑)

そういや ♪下手くそな歌 一緒に歌おうぜ
の所で北川さんの手が“ONE”になってました。
…あの子、まだONEから抜けきってないよ(笑)
最後の歌詞のリフレイン(語尾をやたら重ねるの)も健在。
それにしても北川さん、この曲、大好きだよね。


ここで北川さん退場。
舞台袖に捌けて行き際、ジャケットを脱いだら
それまで白Tだと思っていたのが実はノースリーブだった。
うぉっ!肩が艶かしい!!(笑)

と鼻血を吹きそうに興奮しつつも
頭の片隅では、わざわざ皆から見える所でジャケットを脱ぐ北川さんは
やはり“計算仁ちゃん”だと冷静に思っている自分がいました(笑)


ハリケーンの曲でめちゃくちゃ印象に残ってるのは
三宅さんがギターを演奏しながら、肩車された状態で客席に降りてきたこと。
私は沖縄ライブハウスでの教訓により(笑)
後ろの方に慎ましく(?)陣取っていたんですが
すぐ目の前を三宅さんの黄金の尻が横切っていった…
(ゴールドのパンツを履いてたのです)

尻薄い!ちっさい!!(意味もなく大興奮)
ちょっと触ってみたかったけど(おい)セクハラになりそうなので我慢しました(笑)
いやー、それにしても三宅さんの尻は、多分岩沢君の尻の半分ぐらいしか厚みなかったよ!
(どうでもいい情報)

ちなみにこの曲の時、2階の照明さんの横から、ノリノリでライブ観戦中の北川さんが見えました。
ライブに集中しなきゃ!と思いつつも、ついつい横目でチラリのじゅんこさん(すみません)
ゆずっこの視線を感じて、すぐに後ろの方に引っ込んじゃったけど、すごく楽しそうだったな。
可愛かったv でも折角楽しんでた所を邪魔しちゃってゴメンね。


■アンコール

北川さん再登場。
衣装は再びマツケン(ヅラなし)
タンバリン片手に跳ねながらとっても嬉しそう。
ガウンを脱ぐと、その下はハリケーンTシャツで
まるでバンドの一員のように、その場に馴染んでいる北川さん。

何故かミッキーだけ違うTシャツだったんですが
悠仁がミッキーのTシャツを奪ってしまったのか!?(笑)

しかし、こうして全員が同じような衣装を身に付けると
北川さんのムッチリぶりが際立ってました(笑)
いやね、決して北川さんが太ってた訳ではないのですよ。
むしろハリケーンが細すぎた。
横にいるのが厚治さんなら、ゆずの細い方なのに…
とか、ちょっと思ってしまっただけなんですよw
髪型は汗で丁度いい感じに納まってました(笑)

アンコールで北川さんが参加したのは3曲。
私にはタイトルも何もわからないのですが…
(記憶も怪しいのですが…)

♪大好きチキン
 ありがとチキン
 俺はチキン

チキンジョージ用に歌詞をアレンジした曲があったのは確か。
(↑の歌詞は北川さんが歌ってました)
めっちゃ盛り上がって北川さんがピョンピョン、ジャンプしまくってた曲もあった。
(すごい割愛っぷり…)

2曲やって1回ステージから去っていくんだけど、
去り際に北川さんが指を1本立てて「もう1回」みたいなサインを(笑)

という訳で再びアンコール。
三宅さんのMCで「今年はまだ始まったばかりだけど、これからたくさん良いことがあるといいね」と。
震災後、初めてこのチキンジョージで新春歌絵巻のライブに来た時は
自分が励ますつもりだったのが、逆にたくさんのパワーをもらったという話でした。

北川さんは胸の前で手を組みながら、一言、一言、
じっくりとかみ締めるように話を聞いていました。
祈っているようにも見えた。
彼自身、神戸のライブでは必ず震災について触れているし
きっと色々感じる所があったんだろうなぁと思います。

「いいことがあるといいね いいことがあるといいね 君にも僕にも」
という最後の曲はとても感動的でした。

ラストに全員で肩を組んでご挨拶。
北川さん、やはりメンバーの一員になりきっております(笑)
隣にいたミッキーと肩をポンポン叩き合って仲良しさん。
そして2人で電車ごっこのように繋がりながら退場。
後ろの人にも繋がって欲しそうだったけど、大人達はその後を普通に歩いて帰っていった…(笑)

私がアウェイでの北川さんを観るのは初めてだったけど、
ライブを目一杯楽しんでいる様子が伝わってきて、
いつもとは違う一面も見ることができて、本当に良かったです。


次に会えるのは半年先か〜と思うと、かなり寂しいものがありますが
(岩沢君とは7ヶ月も会えない事になるんだね…)
その間に冬至のライブレポも何とかします(おい)





(2005.2.05)


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