おデブな犬




私が小学生の時から飼っていた、初代愛犬のユキちゃん(シーズー・♀)は、
どっからどう見ても肥満犬であった。
普通、シーズーという犬種は大体4〜7キロぐらいの体重なのだが、
ユキの場合、なんとMAXで9.2キロもあったんである!
(ちょっとした中型犬並だよ…)

子犬の頃、可愛さのあまり、ついつい人間のご飯の味を覚えさせてしまったのが良くなかった。
人間用の濃い味付けのものを食べさせていたので、
最期には塩分の取りすぎで腎不全になり、それが原因で亡くなってしまった。
本当に可哀想な事をした・・・

これに懲りて、2代目のリュウ君(シーズー・♂)
はドッグフードで育てることにした。
奴はドッグフードのブランド(?)にこだわりを持ち、
いつもと違うフードは食べなかったりする頑固な男だが、
(安売りで買った「ペディグリーチャム ザク切り」を捨てる羽目になった・・・)
とりあえず食卓のご飯にはあまり興味を示さないので安心している。

でも、リュウにもやはり好物はある。
彼は肉にはほとんど興味を示さないが、フルーツ、お菓子などの甘いものには目がない。

「今度こそ、人間の食べ物はやるまい!」
と堅く決意していたのだが、
とあるシーズーの飼い方の本に
「カステラは栄養もあり、やわらかいので子犬にちょっとおやつにやるぐらいなら良い」
みたいなことを書いてあったのを見て、またまた、ついついやってしまったのである。
(母が)

また、我が家は父親が和菓子の製造関係の仕事をしているので、
家には常にアンコなどの甘いものがある。
その味を覚え、リュウは男の癖に甘党な犬になってしまった…

甘党ではあるが、初代のユキほど食べ物に執着心はないので、
量もそれ程食べず、体重は一応、標準体重内の5.8キロをキープしていた。

それが、つい最近になって6キロに増えてしまった!

0.2キロぐらい、「それ程たいしたことじゃないだろう」
と思われるかもしれない。
しかし、実はコレがたいしたことなんである!!

先日、動物病院に行った。
フィラリアの予防薬をもらうためである。

私は心の中で祈っていた。
「どうか、どうか5キロ台でとどまってくれ!!」

しかし、願いも虚しく獣医は言った。
「はい、リュウ君は6キロですね。去年より1つ大きいお薬になります」

そう、犬の薬は体重別。
おデブになればなるほど高くなるのだ!
(大型犬を飼っておられる方は大変)

そして、このフィラリアの薬は6キロがボーダーラインになっていた・・・

本日のお薬&検査代で、しめて計11,500円也。
保険の利かない犬の病院代は高い。
(最近はペット保険もあるみたいやけど、毎月払うのも辛い)
失業中には痛い出費ですわ;;
これからリュウ君にはダイエットしてもらわないとね〜(笑)

でも、本当にダイエットが必要なのは飼い主であるこの私!
せめて、食べる量を「腹10分目」(8分目じゃないよ)ぐらいでとどめようよ…




(2002.6.12)



追記:2005年5月現在、リュウの体重は6.1キロで落ち着いています。
    そういや、今年ももうすぐフィラリアの薬を貰いにいかなくちゃ…(また出費がっ)
    そして、飼い主である私の体重は↑の文を書いてた頃よりも
    3キロぐらいアップしました;;



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