■ゆずのね前夜祭 ZEEP名古屋(2007.10.16)


ゆずのね前夜祭in名古屋、行って参りました。
開演前の懐メロ(キャンディーズ)を聴いて
「あー、ゆずのライブってこんな感じだったよなぁ」とテンション上がる。
冬至は別として、ゆずのワンマンはリボン以来だもんなぁ…


ステージ上には「ゆずデビュー10周年感謝祭ゆずのね〜ふたりでやっちゃいます(60分)〜」
のでっかい横断幕。
ステージ下手(悠仁側)には寄席にある「めくり」のようなものが。
そこにはリーダーの手によるものと思われる「ZEEP名古屋」の文字が書かれています。
(10/16付のユウ様の部屋に写ってましたね)

開演時間の6時半過ぎ、サンデーフォークの方が前説に登場。
「ZEEP名古屋」のめくりをめくると「5分前」の文字。
ライブ中の諸注意などの後、更にめくると次に出てきたのは「祭り」
照明がいかにもライブハウスちっくにグルグル回り、
BGMはズバリ北島三郎「まつり」(笑)
ゆずっこ達、大盛り上がりで拍手w
「まつり」に続いてラジオ体操。
そして、いよいよ、ゆず登場。
ふたりとも10周年ジャージ(ジャージの下に前夜祭T)&ジーパン着用です。

北川さんがめくりをめくって「開演」
北「どうも、こんばんは!ゆずで〜す!会いたかったぜ〜!!」
恒例のふたりで握手を交わして1曲目。

■連呼
やっぱり「根」から来ましたね。
私は、その当時のゆずを知らないのですが、
それでも懐かしいような何とも言えない思いが込み上げてきます。
ふたりとも良い表情。
生で観てしまうと、岩沢さんのパッツン前髪も全く気になりません(笑)

■贈る詩
岩沢さん誕生日直後のライブという事で
北「皆さんに抱負を一言」
岩「…そういう振りですか。そういう事は前もって言っといてくださいよ(笑)
  え〜、そうですね… 31歳も頑張ります!(右手を上げてガッツポーズ)
  …なんかデビュー当時から、こんな感じですよね(笑)」

そしてリーダーの要請により
♪君の心へ〜 の1番部分を♪こ〜ちゃんの心へ に変更。
北「2番はみんなにお返ししますんで(笑)1番だけよろしくお願いします!(ぺこり)」
岩「う〜ん、恥ずかしっ(笑)」
う〜ん、相方愛(笑)
岩沢さん、1番の終わりに「ありがと〜!」
曲の終わりにも北「おめでとう」岩「ありがとう」のやりとりがありましたw

■ダスティンホフマン
去年の冬至&シュウ刊ゆずで、すっぴんバージョンの記憶も新しい曲。
北川さん、2番で、ちょっとトチる(そういうどうでも良い事ばかり覚えている)
コーラスとは言え「好きだったんだ〜!」と力一杯叫ぶ岩沢さんは必見(笑)←怪しいってば

■呼吸
照明の光量が絞られ、し〜んと静まり返った中、
ふたりで向き合ってカウントを取る時に岩沢さんがピックをポロリ。
岩沢さんが苦笑いしつつ新しいピックを取り出す間、
北川さんが落としたピックを拾って服の端で拭ってました(笑)
改めて、仕切りなおし。
この曲は本当に岩沢さんの声が持つ力をまざまざと感じさせてくれます。
ふたりのハモリ具合も最高。

■雨と泪
これを生で聴くの、いつぶりかなぁ…
ちょっと泣きそうになった。

■シュミのハバ
北川さん準備中、岩沢さんがおもむろにMC。
岩「…31だって」
いきなりボソッと独り言ぐらいのテンションなんですけど(笑)
岩「去年30になった時は「激動の20代が終わった!」みたいな感じだったんですけど
  この31のイベント量(力?)のなさと言ったら(笑)
  去年から1年経ったなぁみたいな、ゆる〜い感じなんですけど。
  まぁ、オトナの端くれとして頑張ります」

その後もカズーと格闘中のリーダーを横目に
岩「…もはや何を言ったらいいのかわからない(笑)」
事前に、ちょっとはネタ仕込んどきなよ〜w

北川さん、カズー入る所を間違え、舌をペロッと出してました。
くそー!30男なのに、なんでそんなに可愛いの(笑)
ちゃんと、次、入る所では「仁ちゃん!」と振ってもらってました。

■ゆき姉だらだらブギウギ
昔、オールナイトニッポンで作った国取りブギの名古屋版。

北「でも、これねー。8年前の文献なんですよ」
…文献て(笑)
そこで「8年前と比べて色々変わってきた所もあると思うので、
ここでみんなに聞きながら訂正していきたいと思います」という企画。
北川さんが声を出して歌詞カードを読みあげ、ワンフレーズずつ検証。
「なんで、そんなポエム調なんですか」と岩沢さんに突っ込まれるw

客席から「シロノワール!」という声があがり
北「ああ、シロノワール入れたいね〜。あれ、デラうまいですよね〜」
岩「…吸収するのが早いですね(笑)」
北「さっき、楽屋で仕入れてきました(笑)」
「デラ」って関西でいう所の「めっちゃ」に当たるんですかね。
結局、変わったのはシロノワール入れた所だけだったかな。
ちゃんとサビの部分の歌詞が用意されていて、客席みんなで歌いました。
客席から「ゆき姉って誰?」という声があがり(う〜ん、ジェネレーションギャップ)
「えっと、髪型が俺も一時ゆき姉みたいになってたんですけど(笑)ウルフカットで…」
と北川さん解説。
それでも「知らない!」の声に対して「あ、そう。俺は知ってる」
うんうん、そのかわし方で良いと思うよ(笑)

歌の途中、北川さんのカンニングペーパー(笑)が飛ばされるハプニングあり。
北川さん、苦笑いで一時中断。
スタッフが慌てて拾って譜面台に乗せていました。
めくりの紙も時々ふわっとなってたし、空調の加減かステージには微妙に風が吹いてた模様。

■遊園地
北「この間「ゆずのね」というベスト版のアルバムを出しまして…」
「買ったよ!」の声に「ありがとね。あ、買ってなくてもいいんですよ(笑)」
岩「目ぇ逸らさなくてもいいから(笑)」
北「その、ゆずのねに選びきれなかった曲をやります」

あ、ピアニカ悠仁だ!(大好物)
最初の「ピッ!」の音で「遊園地か〜」とわかる辺り、
ナンダカンダで私も、ゆずを聴き込んでるんだなぁ(しみじみ)

■ところで
「遊園地」後、間髪入れずに「ところで」
この流れ、すごい好きかも。
ピアニカとハーモニカのコラボレーション。
この組み合わせ、他のアーティストではそうそうないだろうなぁ。

■シュビドゥバー
ギターのチューニング中、何故か岩沢さんが小田さんのモノマネ(笑)
北「小田さん、もう大丈夫です(笑)」

恒例の生声、生ギター。
ふたりで「シーッ!」と顔を見合わせて、こそこそっとステージの最前へ。
岩沢さん、こういうこまい動きさせたら可愛いよなぁ。
ちっちゃいおっさんなのに(笑)
会場が小さいせいで、ホント駅前で歌ってるお兄ちゃんみたいな感じで(笑)
声もしっかりハッキリ聴こえて、めっちゃ感動しました。

■夏色
「季節ももう涼しい秋になって参りましたが…」
北川さんがめくりをめくると「夏色」の文字。
タンバリン(今回のはセーニャのイメージカラー緑色)の他、
相撲の行司が持ってる軍配みたいなのも持って
「ソレ、ソレ、ソレ、ソレ!」
今回も「ソレソレバージョンか〜」と思ってたら
♪どんだけぇ〜 どんだけぇ〜
続けて
♪でもそんなの関係ねぇ!でもそんなの関係ねぇ!オッパッピー!

…相変わらず流行りモノの一発ギャグ好きね(笑)
私はご本人のネタは見たことないんですけども。
(うちのクラスのこーちゃんが真似してるのなら毎日見てる)

毎度お馴染み「もういっかい!」でも
北「無理なモンは無理だよ。色々あるんだよ時間とか…」
と言いつつ「♪でも、そんなの関係ねぇ!」と嬉々として歌ってましたw
3回目は明らかに北川さんが強要してた(笑)


北「苦しい人とかいない?前の人が辛そうだから、もう1歩ずつ下がってくれる?」
下がったら下がったで、後ろから「苦しい〜!」の声が上がり
北「う〜ん、これは難しい。じゃあ、半歩ずつ前へ」
岩「今ので何か変わった?」
北「こっちから見た目には何も変わってないんだけど(笑)」

ま、ライブハウスで全員が快適には難しいでしょ。
前に行ったら近くで見れる分、リスクは覚悟しないとね。
それが嫌なら最初から後ろに行っとけばいいんだし。
…って思っちゃうのは優しくないのかな?(苦笑)
ちなみに私は会場真ん中辺りにある柵の前(左端)をキープ。
ライブが始まったら、みんな微妙に前進するけど
柵の後ろにいる人はそれ以上前には来ないし
非常にゆったり快適だったですw
でも実際、倒れちゃった人がいたのはお気の毒だった…

■栄光の架橋
北「最後に、この曲をひとりひとりの人生に贈りたいと思います」
発売当初のアテネオリンピックやONEの頃には、
壮大なオーケストラっぽいイメージのあった曲だけど
今はふたり、シンプルに弾き語りで歌うこのスタイルが何より心に響くようになったと思う。
どうでもいいけど、弾き語りでもフルバージョンになると
北川さんの♪空へ〜 が、やっぱり入るのね(笑)


<アンコール>
みんなで「贈る詩」
時間的な都合か、着替えだけ済ませて割とすぐに出てきました。
お召し物は、ゆずのねTシャツ&前夜祭タオル。
北川さんが首に巻いてたタオルを頭に巻くと、続けて岩沢さんも。
でも、何故か中表(笑)
「厚ちゃん、逆〜!」の客席の声に
岩「こっちが反対だって誰が決めたんですか」
逆ギレ!?(笑)
北「何をムキになってるんだよ(笑)反対でしょ(笑)」
岩「ま、反対だな(笑)」
でも結局、タオルの向きは最後までそのままでしたw

北川さんの
「こうして10年続けて来られて本当に良かったです。
これからも、ゆずと共に年を重ねていきましょう。よろしくお願いします」
という挨拶にじ〜ん。
そうだよ、私もゆずと共に(寧ろ一足お先に)30越えちゃったよ!

北「懐かしい曲を30代のゆずが歌います(笑)」

■空模様
30代のゆずが歌う「空模様」
昔よりも、ずっとずっと優しく深くなったような気がするよ。
ていうか、悠仁、歌うまくなったよね〜(しみじみ)
ふと「ボクは主メロを歌ってないんだけど、歌い終わったあとに満足感に浸れる“歌った感”が忘れられなくて」
という岩沢さんのライナーノーツの事を思い出したりしてました。

■蛍の光
「このライブはこれで終わりですが…」と春ツアー&アルバム発売の告知。
「だからみんな、首をものすごく長くして待っていてください」という北川さんの言葉に
「私、首短いよな…でも、岩沢君もかなり短いよな…」
とか、しょーもない事を考えてしまってゴメンなさい。
先に情報知ってたからさ(笑)
そうじゃなきゃ、きっと一緒に「キャー!!」って叫んでたと思うよw

で、このまま、いつものように「てっぺん」かと思いきや、あっさり終了。
あら、今日はこれで終わり?
北「もう1曲いくか〜!でも、ホント怒られちゃうからさ(笑)これで最後です」

■てっぺん
やっぱり締めは「てっぺん」で。
北川さん、告知の時にギター持ってたから、そのまま「てっぺ〜ん!」って行けなかったのかなw

最後のご挨拶は珍しく岩沢さんメイン。
「ゆずもようやく10歳になりました。
まだまだ、ひよっこですが、これからもよろしくお願いします。
どうもありがとうございました!」

最後に北川さんがめくりをめくって「ありがとう」
そして「またあおう ゆず」
北川さんが上手にめくり損ねると岩沢さんがササッと押さえてサポート。
ナイスコンビネーション♪

(60分)て書いてたけど、実質ライブは90分ぐらい。
ふたりだけのアットホームで温かい、本当に素敵なライブでした。
チケットを譲ってくださった某ゆずっこ様、本当にありがとうございました!


■セットリスト
1.連呼
2.贈る詩
3.ダスティホフマン
4.呼吸
5.雨と泪
6.シュミのハバ
7.ゆき姉だらだらブギウギ
8.遊園地
9.ところで
10.シュビドゥバー
11.夏色
12.栄光の架橋
アンコール
1.空模様
2.蛍の光
3.てっぺん






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